厚生労働省は、介護保険制度で『要支援』と認定された軽度者向けのサービスを
見直す方針を決めた。
要支援とは、ほぼ自立している、ときどき介護を要する場合があるなど
社会的支援が必要とされている人。
要支援者を介護保険サービスから外し、ボランティアなどを活用した
市町村の事業で支援する方向で具体策を検討していく。
要支援者は、介護が必要と認定された人全体の26%にあたる133万人(2010年度)。
要支援者にかかる費用は0.4兆円で、介護サービス全体の費用(7.8兆円)の約5%だが
2025年度には介護保険の総費用は約21兆円に膨らむと見られ、介護保険料も現在の
月平均5000円(全国平均)から8200円程度になる見込み。
保険料値上げを抑えるための策らしい。
介護保険を利用できる対象は、医療保険に入っている方が40歳になったとき(誕生日の前日)、
または40歳以上65歳未満で医療保険に入っている方、医療保険に加入していない方が
満65歳になったとき(誕生日の前日)、適用除外施設から退所したときになります。
※40歳以上65歳未満の第2被保険者の場合、老化に伴う特定の疾病に限定されています。
介護サービスを受ける場合、サービス料の1割負担を保険料とは別途支払う事になります。
意外に知らない介護のこと。
要介護状態になった場合の保障(保険)などもあります。
不安だと思う前に、制度や保障のことなど確認しておくといいでしょう。
PR
COMMENT