大腸がんの患者は年々増加しており、がんの部位別死亡率は
女性では1位の胃がんを抜いて、平成15年・23年とトップになっている。
大腸がんは欧米人に多く、食の欧米化が関係しているとされています。
大腸がんの増加に比例するように肉の年間消費量は、
昭和40年の1人当たり9・2キロだったのに対し、平成23年は29・6キロと
約45年間で3倍以上増えているそうだ。(農林水産省の食料需給表より)
大腸がんの予防には、食生活を野菜中心に改めることが大切と
大腸がんの腹腔鏡(ふくくうきょう)手術の権威で東邦大医学部(大森病院)の
船橋准教授は言います。
しかし、食物繊維を多く含む野菜の消費量は年々減少しています。
食物繊維は、排出促進によるがんのリスク軽減があるばかりか、
血糖値の上昇を緩やかにする働きがあり、メタボの予防にもいいとされています。
また、大腸がんが少ない南イタリアやスペイン、ギリシャといった地中海周辺地域が、
オリーブ油をふんだんに使っていることに注目。
オリーブ油が、大腸がんの救世主になるか?
体のために、食生活を見直してみましょう。
また、大腸がんの予防や早期発見には定期的な検査も重要です。
50歳をすぎたら、年に1度は検査を受けるといいでしょう。
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