保険診療所　公式ブログ

厚生労働省は、精神科への入院を原則1年以内とすることを決めた。

国内の精神疾患による入院患者は2008年度で約33万人で、約22万人が
1年以上の長期入院になっている。
中には、10年以上の入院も7万人を超えている。
精神疾患といっても、いろいろあるが、中でも多いのは統合失調症。
近年では、認知症も増えてきている。

入院治療の必要性がない患者を早期に退院させ、地域で暮らせるように
するのが目的だが、精神保健福祉士や作業療法士など専門職の配置も
今後の大きな課題となりそうだ。