平成26年4月には消費税が8%になり、また家計に負担が増えてきます。
節約できるところは少しでも上手にしたいものですが、
今回は、「医療費の節約方法」について、少し考えたいと思います。
病気やケガのときなど、私たちの暮らしには欠かせない医療ですが、一生涯に
かかる医療費は国民一人あたり2,400万円といわれ、そのうち半分は70歳以降
にかかるといわれます。
この金額は病院の窓口で支払う自己負担額ではなく医療費の総額ですが、高齢
化とともに国民医療費は年々増えています。
医療費が増えると公的医療保険の保険料が引き上げられ、国民一人ひとりの負
担が増えることが予想されます。
節約方法としては、
●家の近くに「かかりつけ医」を持つ
紹介状を持たずに大病院で受診すると、初診料に「特別料金」が加算
される場合があります。(1,000~5,000円程度)
家の近くの診療所に相談できる「かかりつけ医」を持つことが医療費
節約の第一歩です。
まずは「かかりつけ医」に受診し、時間も医療費も節約しましょう。
●時間外の受診には医療費が割り増し
病院でも診療所でも、診療時間終了後や日曜などの休診日に診察してもらうと
きは、時間外加算などがついて医療費が割り増しになります。
時間外に診療を受けるのは、やむを得ないときがほとんどかと思いますが、
深夜は一番料金が高くなりますので、早めの受診をこころがけましょう。
●診療所では、時間内でも加算される場合がある
診療所や保険薬局によっては、診療時間内であっても早朝や夜間などの
時間帯は加算される場合があります。
この加算制度は、受診しやすい時間帯に開業する診療所を増やすために設けら
れましたが、時間に余裕のあるときは、加算のかからない範囲で受診すれば節
約になります。
●ジェネリック医薬品を活用
ジェネリック医薬品は後発医薬品ともいい、特許の期間が切れた新薬(先発医
薬品)と同じ有効成分で製造された薬です。
医薬品の開発費用が抑えられているため、新薬の半額以下の薬もあるなど
価格が安いのがメリットです。ジェネリック医薬品を希望するには、医師や
薬剤師に相談しましょう。
最後に、医療費を節約するために一番大事なことはなんといっても
「病気にならないこと」ですが、なかなかその様なことは大変ですね。
ですから、病気に対する予防として、忙しくても最低でも年に1回は
健康診断を受けることが大切ですね。
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