大阪大学と国立がんセンターの共同研究によると
清涼飲料水（果汁100％や野菜ジュースは除く）を
ほぼ毎日飲む女性は、ほとんど飲まない女性に比べ
脳梗塞のリスクが1.8倍も高いことがわかった。
甘味料が入った清涼飲料水や果汁飲料を飲む頻度を
ほぼ毎日、週3～4回、週1～2回、ほとんど飲まないに分け
岩手県、秋田県、東京都、長野県、沖縄県の5都市在住の
40～59歳の男女、約4万人を対象に追跡調査を行ったもの。
女性は男性より筋肉量が少なく、代謝も悪いため、血糖値や
中性脂肪が上昇しやすいことが原因の一つではないかと分析しています。
脳梗塞による死亡は年間73,273人（厚生労働省平成23年）で、
脳血管疾患の死亡数の約6割を占めています。
統計上でも脳血管疾患は女性の発症が多い傾向が見られます。
適度な運動、禁煙、食生活の改善等、自己の生活習慣を改めて見直すことが
予防へとつながります。
脳血管疾患は、長期の入院をすることも多い病気です。
備えもしっかり確認しておきましょう。
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