保険診療所　公式ブログ

健康組合連合会によると、平成24年度に全国1435健保全体で
5782億円の営業収支の赤字となり、9割の1276健保が赤字に陥る見通しだ。
赤字に陥った健保は積立金を取り崩し、それでも賄えない場合は
保険料の引き上げを行う。
24年度に保険料を引き上げた健保は4割の584健保。
　
現在健保の保険収入に占める高齢者医療への
拠出金の割合は4割超に達している。
今まで人間ドッグや歯科検診など、さまざまな補助を
受けられていたのを休止するなどのコスト削減を行っている健保もある。

医療制度の在り方も今後の大きな課題の一つだ。
見直された場合、私たちが個人で掛けている医療保険なども
関わってくることだろう。
やはり、状況の変化などにより見直しは必要なのかもしれませんね。

現在日本国内の50機ある原発はすべて停まったまま。
今年の夏に向け、電気不足が騒がれています。
原発は今や電気発電の3割を担っています。
でも、福島のことを考えると
安易に稼働するのはどうなのかと思いますが。

発電といえば・・・
みなさんは、住宅用太陽光発電システムってご存知ですか？
電力会社の配電線に接続し、発電力が消費電力を上回った場合は
電気を買い取ってもらえるシステム。
この設置件数が2012年4月末までに100万件を突破したそうです。

結果的には、CO2の排出削減や昼間の電力ピークカットにも
貢献し、節電意識の向上にも役立っているらしい。
太陽光発電システムの更なる復旧に期待が高まっている。

国が抱える借金は960兆円。
消費税率を引き上げても、国の借金は膨らみ続ける。
財政の健全性は「基礎的財政収支」でみることができる。
毎年の経費を借金に頼らず税収などでどれだけ賄えるかを示す指標。

わかりやすく日本の収支を家計に例えると、
世帯収入が月40万円、
必要経費が78万円（生活費45万円、田舎への仕送り14万円
ローン元利が19万円）
つまり毎月38万円の赤字（借金）というわけだ。

19万円の金利を払うために、毎月38万円の借金をしていることになる。
さらに、ローン元利しか払っておらず、
過去の借金の元金合計が7800万円ある。

実際なら、こんなことありえませんよね。
私たちが住んでいる日本。

消費税が10％とかのレベルではないようです。
主要国では20％前後の税率が一般的。
欧州理事会は日本の付加価値税は、標準税率を15％以上にするよう
支持を出しています。

今後の日本どうなるんでしょう？？

現行の医療費負担は、小学校入学～69歳の方なら
通院・入院ともに3割が自己負担。
70歳以上の自己負担は1割または現役並み所得者で3割。

現在日本は世界有数の医薬品使用国です。
今後急速に高齢社会化するのにともなって医療費も増加するであろう
ことは周知するところです。

その対策の一つとして、文部科学省研究開発プロジェクト
『オーダーメイド医療実現化』があります。
このプロジェクトの目的は、病気の詳しい原因を解明することを
通して新しい薬や治療法を開発していくこと。
オーダーメイド医療の開発により医療費の節減を目指します。

医療費問題に限らず将来的に不安の少ない生活ができるように
なって欲しいものですね。

最近がんで若くして亡くなる有名人の方が多いですね。
若いので、がんの進行も早いのも原因でしょうが・・・
ですが、早期発見、早期治療であれば、90％の確率で助かると言われています。
やはり、定期的に検査することが大切です。

『がん家系』とよく言いますが、実際に遺伝による
がんの発症率は5％ほどとなっています。
多くは生活習慣や食生活によるものが多いのです。
同じがんにかかりやすい場合、食生活などの習慣が家族で似かよっているため
と考えられています。

みなさん自分だけは大丈夫と思っていませんか？
今や2人に1人が、がんになる時代。
定期検診を受ける、保障を確認することが大事ですね。