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保険診療所 公式ブログ

保険診療所の幹部が、日替わりでつぶやきます。

   
カテゴリー「土曜日は東戸塚店当番」の記事一覧

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収入の2割

色々な制度改正により、これからの生活がますます苦しくなる・・
と感じている方は、非常に多いですね。
特に『年金だけでは暮らせない』と思っていても、
老後の生活資金の準備までは、出来ていないのが現実でしょう。

では、実際老後にいくら必要なのか??
生命保険文化センターの調査によると、老夫婦に必要な1カ月の生活費は、
最低限の生活で23万3000円、ゆとりある生活をするなら36万6000円となっています。

といっても、人それぞれ生活費は違うもの。
まず自分がいくら老後の生活費が必要なのかをイメージし、
年金では毎月いくら不足するかを把握しましょう。
これを12倍したのが年間の不足額になります。
余裕をみて90歳まで生きるとすれば、65歳から90歳まで25年間の資金が必要になります。
不足額×25年=????万円

老後資金はいくらになりますか??
退職金や資産収入などがある場合は、これらを差し引きますが、
60歳から65歳までの年金がもらえない時期をどうするか?によって
老後に必要な資金は、増えることになります。

では、この資金どうやって貯めていきましょう?
秘策はないので計画を立て、時間をかけて地道にコツコツ積み上げていくだけなのですが。

長い人生、ライフサイクルの変化によりかかるお金は違いますが、
まとまった資金が必要になるたびに貯金を取り崩していては、老後資金はいつまで経っても
貯まりません。
そこで資金計画は、老後資金とそれ以外の資金(教育費など)を分けて準備する必要があります。
まず、老後資金はベースとなる積立額を決めて継続していきましょう。
あとは子供の年齢に合わせた3つのステージごとに
   
   第1ステージ:子供が小さい時期・・・お金の貯め時(教育費、老後の資金など)
   第2ステージ:中学・高校・大学と教育資金が最もかかる時期・・・老後の積立のみ専念
   第3ステージ:子供が独立・・・老後までの貯蓄時期
いくら貯められるか検討するといいでしょう。

一般的なサラリーマンの収入は約2割が税金と社会保険料で消えていきます。
残る8割のうち6割で生活して2割を貯金する生活を続ければ、老後はまず大丈夫でしょう。
生涯困らないための目標は“収入の2割を貯金”と覚えておきましょう。

なかなか現実は厳しいですけどね・・・(>_<)
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早期発見

ここ数年、男女ともに急激に死亡率が高まってきているのが『大腸がん』です。
特に女性の大腸がんは、2005年、2007年の死亡率第1位になりました。

「大腸」とは、結腸、直腸、肛門のすべてをさす言葉で、
この部位に発生するがんであれば、「大腸がん」となります。
ヒトの大腸は一般的に約2mあり、特に日本人では、肛門に近い部位であるS状結腸と
直腸に発生する場合が多いと言われています。
確かに発見が遅れれば深刻な事態になり得ますが、がん組織が粘膜のうちに
とどまっている間は早期発見の範囲になり、ほぼ完治すると言われています。

この早期発見を手助けする検査は「大腸内視鏡検査」があります。
大腸内視鏡検査は検査前の準備が大変なことと、場合によっては苦痛を伴うことなどから
敬遠していた人も多いはずです。

今回三重大医学部の研究グループは、米国のベーラーメディカルセンター(テキサス州)と共同で
血液検査で大腸がんや、大腸ポリープの患者を高い確率で判別できることを突き止めたと発表。

同センターが実用化を目指しており、三重大は「検査法が確立すれば、 
より早く大腸がん患者を診断できる」としている。

大腸がん検診では便に混じる血液を調べる「便潜血検査」が行われるが、精度が問題となっていました。

グループは、血液に含まれる遺伝物質のうち、大腸がん組織から多く分泌される
「マイクロRNA―21」に着目。
がん患者は健常者の約5倍、ポリープ患者は約3倍に上った。
データ解析で、がん患者は92%以上、ポリープ患者は82%以上の確率で判別できることも分かったという。
.
がんの研究は、まだまだほんの一部が明らかになってきたばかりと言います。
いつしか、簡単に治る病気の一つになるのでしょうか?
期待したいものです。























値上げ

マヨネーズや食パンemojiなど、原料を海外に依存する食品・調味料が
7月1日出荷分から値上げされます。

キューピーマヨネーズは2~9%の値上げで、
値上げがされない商品類は、容量が減るそうだ。

小麦や大豆、食用油などの価格上昇に円安が加わり、
輸入コストが増しているためだ そうなのだが。
今後の価格動向については、秋以降更なる値上げの可能性も示唆されている。


アベノミクス効果は、われわれ庶民にはまだまだほど遠い世界のようである。
電気・ガス料金の引き上げも続き、値上げの夏となりそうだ。
ボーナスは上昇傾向?の企業もありますが
厳しい時代は続きそうですね。

不安な世の中ですが、しっかりとした政策がされることを願います。

がん登録

「日本人の2人に1人が、がんになっている」
「毎年65万人以上が、がんにかかっている」
日本人のがんの罹患数に関してよく聞くこの数値、実は推計値なのだ。

新たにがんと診断された人数である罹患数とがん患者の予後を調べ、
生存率を算出するためのデータを集める仕組みをがん登録という。

今までのがん登録は、地域がん登録、院内がん登録、臓器がん登録の3種類があり
それぞれ実施主体と目的が異なっている。
現在のがん登録では、全国の罹患数、生存率となると、正確な数値が出せないのが実情なのだ。

問題を改善するには、がん登録を国の事業と位置づけ、
法制化による改善が必要というわけだ。
全国のがん患者の情報を一元管理するための全国がん登録法案を秋の臨時国会に提出する予定。
早ければ2016年にも全国がん登録システムが本格始動することになる。

欧米では、がん登録で得たデータをもとに政策を立て、がんの死亡率低減に結びつけている。
日本もこれに続くことができるだろうか。
期待したいところだ。

保険適用

乳がんの全摘手術後の、乳房再建に使う人工乳房の
保険適用が承認された。
7月から保険適用される。
自費診療で100万円ほどかかっていた患者負担が軽減されます。

最近では女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、遺伝性乳がんの発症リスクを抑える
乳房切除手術を受けたと公表し話題になっていました。
こちらは保険が適用されないため、乳房の切除に加え、シリコンによる再建手術を含む費用は
約180万円になるといいます。
日本ではまだまだ実施できる医療機関は少ないですが、選択肢が増えることはいいことと
注目されています。
 
今回保険適用が認められたのは、米アラガン社の人工乳房
(6万9400円、患者負担は通常その3割)と、
人工乳房を入れるために皮膚を伸ばす組織拡張器(3万2100円)。
保険には月の負担上限額(一般的な所得の場合約8万円)を定めた高額療養費制度があるため、
手術代などを含めた患者負担は大幅に軽減されることになります。
日本では1年に約6万人が乳がんを発症。
そのうちの約4割が乳房の全摘をしています。
保険適用で金額的なものは負担が減りますが、心の傷は計り知れません。

乳がんは唯一自分で発見できる『がん』です。
月1回の自己チェックを行い、異常を見つけたら早めに受診しましょう。

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